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HACOIRI CACAO
balloon-pop co.,ltd.
2024

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ひと缶の中に、酸いも甘いも。小さな工房で手塩にかけたクラフトチョコレート。

クラフトチョコレート工房の技術やノウハウを活かした商品・コミュニケーション開発。テーマ別に様々なチョコレートを詰め合わせた3種の缶を基本のラインナップとし、産地ごとにちがうカカオ豆の味わいや香り、異食材との掛け合わせ、など多彩で豊かなチョコレートの世界に引き込まれるような体験を計画。

Challenge

美味しい。しかし、埋もれがち。

製造工程のすべてを、自分たちの工房で行なう“ビーントゥバースタイル”と呼ばれるクラフトチョコレートには、量産のチョコレートにはない、固有の味やストーリーによる厚みがあります。しかし、それらを感じてもらうには、当然ながらまず手に取ってもらうことが必至です。多くの競合商品がひしめく市場で、それらにはない知覚可能な特徴を持った商品、いわば"看板商品"をつくることを一次目標にプロジェクトがスタートしました。

Solution

アイコニックな名前と見た目で、特別な体験を予感させる。

「箱(缶)に入った」「大切に育てた」の2つの意味を持つ「HACOIRI CACAO」のネーミングと、一度見たら忘れない・誰かに贈りたくなるような「赤い缶」、それらを掛け合わせた第一印象で、特別な体験を予感させることを提案。また、テーマ別に詰め合わせるシステムやラインナップ、"HACOIRI"に因んだ親目線での暖かく丁寧なコミュニケーションなども併せて計画。それらを通じて、手に取ってもらうところから、熱量や背景をしっかり伝え切るまでの一連の体験を包括的に設計しました。

Team

Partner : balloon-pop co.,ltd.
Creative direction, design : Takumu Imoto