
- whews
- ヘアケアブランド「whews」の立ち上げ伴走・コミュニケーション開発
- ヘアケアの総合メーカーb-exが展開するセレクタブルヘアケアブランド「whews(フューズ)」。その立ち上げに際し、コンセプト、ブランドアイデンティティ、ネーミング、ロゴ、ステートメント、パッケージ、各種ツールなど、トータルで開発を支援。感覚的にアイテムが選べるようトリートメントを人格化しているのが特徴です。29歳以下のミレニアル世代後期・Z世代をメインターゲットに、サロンクオリティで髪への悩みに対応しながらも、遊び心を持ってヘアケアにのぞむライフスタイル提案までを含んだ様々なコミュニケーションを計画しました。
- 2022 – Ongoing
- Partnerb-ex
- RoleStrategy, BI/BX, Design
- OutputLogo, Tagline, Statement, Products, Packages, Visuals, leaflet, Copy, Illustration, etc.
Challenge

- Z世代・ミレニアル世代向けに、もっと楽しく選べるヘアケア製品を。
- Z世代・ミレニアル世代では、昨今の価値観の変容の中でブランド価値よりも「自分に合ったもの」を選ぶようになってきており、特にコスメやヘアケアにおいてはその流れが顕著です。そんな背景からb-exにて企画がスタート。機能ではなくキャラクターで選ぶ新たなヘアケアブランドを立ち上げることに。大枠の企画が決まった段階で、ブランドの立ち上げ伴走のご相談をいただき、プロジェクトが始動。
Solution

- 選ぶ過程を楽しくするだけでなく、"推せる"ように。
- ユーザーにとって選びやすい状況をつくるのはもとより、それっぽく飾るだけではなく、商品に紐づくキャラクターをしっかりつくり込み、愛着を持てるような仕組みや見せ方をはじめに提案しました。ターゲットをよく知るミレニアム世代の美容師にも協力してもらいながら、それぞれの"人格"を徹底して構築。それに合わせて、特長や香りをプロダクトに反映。また、その過程で垣間見えたターゲット世代特有の楽観性や強かさを軸に、アイデンティティを設計し、様々なコミュニケーションへと落とし込んでいきました。
Outcome

- バイヤーが選ぶロフトネクストコスメTOP5に選出、計画比200%の出荷数。
- ローンチとほぼ同時に、全国のLOFT店舗(※一部地域を除く)にて先行販売を開始、バイヤーが選ぶロフトネクストコスメTOP5に選出され、各店舗で売り切れが続出。販売開始1ヶ月時点で、b-exが想定していた計画比の200%の出荷数で推移。




Naming, Logo, Statement
- ターゲット世代の空気感を体現、感覚的にとっつきやすいブランドへ。
- ターゲット世代の肩の力が抜けたポジティブな空気感や自分の「好き」を貫くしたたかさを「明日もたのしくなりそうだ!」というステートメントで表現。それをもとに、ブランド名称やロゴへと落とし込みました。「whews」は、whewに複数形の"s"を加えた造語。「whew」とは、ピンチを乗り切った後や、大仕事を終えた後などに使う、感嘆詞。この語感の抜け感や見る者によって捉え方が変わる言葉そのものの多様性、がブランドが大切にする考え方にマッチすると考え、採用しました。

Characters, Packages, Tools
- つくり込んだキャラクターと、それを素直に起用したパッケージ。
- アイテムにはそれぞれ異なる個性的なキャラクターを宿らせ、その性格やライフスタイルに合わせて、成分と香りを配合。自分の髪質や実現したい質感がわからなくても、感覚的にたのしく選べるのが特徴です。パッケージでは、それぞれのキャラクターを素直に起用し、楽しく選べる体験を具現化。また、各人格をつくり込み、1商品ごとのコンテンツを充実させる他、使い切りで試しやすい100mLパウチを提供する等、"選びやすさ"を徹底しました。


Team
Brand strategy: Takumu Imoto (broom inc.), Hiroe Suganuma (b-ex Inc.)
Creative direction, Design: Takumu Imoto (broom inc.)
Illustration: Takumu Imoto, Eriko Yuasa (broom inc.)
Product photography: Kazune Kogure (TOGU STUDIO)
Creative direction, Design: Takumu Imoto (broom inc.)
Illustration: Takumu Imoto, Eriko Yuasa (broom inc.)
Product photography: Kazune Kogure (TOGU STUDIO)
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